名護岳トレッキング教室その2

neosアウトドア

2012年12月08日 20:20

こんにちはスタッフ天野です。

天気のよい日がなかなか来ないですね~

NAHAマラソンを走られた皆様、お疲れさまでした。

非常にコンデションの難しい天気でしたが、無事完走された方々おめでとうございます。

さて、先週、石原店長の補助で名護岳トレッキング教室に参加してきました。

まだまだ勉強中の身ですが、植物を勉強しているということで、少しはお役に立てるかなという感じでした。

(店長・・・天野先生だなんて、歯がゆいばかりです、まだまだ未熟者でございます。)

というわけで、石原店長の続き?というか、再度名護岳のお話をしたいと思います。

 

当日残念ながら雨でしたが、レインウェアがいかに重要かがお伝えできたのではないかなぁと思います。

雨いつも以上に寒さを感じる日でしたが、インナーをきちんとしていれば問題ありません。

必ず山登りのときは化学繊維のインナーを身につけてくださいね。

では、今日は石原店長の下見のご紹介でも紹介されなかった植物たちをご紹介したいと思います。



オキナワスズムシソウ(キツネノマゴ科)

近縁なセイタカスズムシソウという植物があり、僕自身不勉強で自信はありませんが・・・

(もう少し勉強しておきます・・・)

この写真はオキナワスズムシソウです。

セイタカスズムシソウは6年周期で一斉開花する面白い生態をゆうしています。

嘉津宇岳の群落はとても有名です。

次にちょっと面白いマメ科の植物です。



リュウキュウヌスビトハギ(マメ科)

この写真は11月に名護岳で撮ったものですが、12月1日のトレッキング教室の時も咲いていました。

ちなみに果実がこんな莢になるんです(マメですから!)。



で、この莢がやっかいなもんでして、道を歩いているとこうなっちゃいます↓



もしかすると子供の時に、これで遊んだ方もいらっしゃるかもしれません。

近い仲間が実は他に2種類いて紛らわしいです。

他にも石原店長が紹介してくれていたハシカンボクやアリモリソウなどがところどころにみられ綺麗でした。



ハシカンボク(ノボタン科)

林道沿いを歩いていたらヤンバルアカメガシワが咲いていました?



この時期だったかなぁと不思議に思いながら花の写真をとっていました。

それと実はトレッキング教室の時にも花は咲いていたのですが、ちょっとご案内をできずに通り過ぎた植物があります。



リュウキュウウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)

花の形がとっても不思議な植物で、これから花が咲いています。

(すみません、この写真は名護岳で撮ったものではありません。)



花にハエを閉じ込めて花粉を運んでもらうという変わった生態をゆうしています。

詳しくは検索してみてくださいね(笑)

 

しかし今年は台風のおかげで、植物たちが狂い咲きをしています。

エゴノキも本来なら春に咲くのですが・・・

ちょっとトレッキング教室とは話題がずれてしまいましたが、やんばるの素敵なところは一年中花が咲いているところだと思います。

ちょっと山歩きへ出かけた際にはぜひ身近な花々を見てみてください。

天野